【表紙】
【提出書類】
有価証券報告書の訂正報告書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条の2第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成25年7月26日
【事業年度】
第10期(自
平成21年8月1日
至
平成22年7月31日)
【会社名】
株式会社フルスピード
【英訳名】
Ful l Speed I nc .
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
田中
伸明
【本店の所在の場所】
東京都渋谷区円山町3番6号
【電話番号】
03(5728)4460(代表)
【事務連絡者氏名】
管理本部副本部長
栗田
洋
【最寄りの連絡場所】
東京都渋谷区円山町3番6号
【電話番号】
03(5728)4460(代表)
【事務連絡者氏名】
管理本部副本部長
栗田
洋
【縦覧に供する場所】
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1【有価証券報告書の訂正報告書の提出理由】
平成20年4月に当社連結子会社となり、
平成24年4月30日に全株式をフリービット株式会社(以下、
「フリービッ
ト」)に譲渡し連結除外となりました株式会社ベッコアメ・インターネット(以下、
「ベッコアメ」)について、
フ
リービットにおける平成25年4月期決算作業の過程において不適切な取引が発覚いたしました。
フリービットは、
平成25年6月7日付で、
フリービットと利害関係を有しない外部専門家(弁護士、
会計士)6名を
含む特別調査委員会を設置し調査を進めておりました。
また、
当社においても特別調査委員会を設置し、
フリービット委員会の調査とは別途、
ベッコアメにおいて過去に行
われたと疑われる不適切な会計処理に関する事実関係、
発生原因の調査分析を行ってまいりました。
具体的には、
フ
リービット委員会において認定された調査事実及び報告内容に関して、
その調査の範囲、
方法および合理性について、
検証いたしてまいりました。
その結果、
当社連結子会社であった期間においても、
不適切な会計処理が行われていたことが判明したため、
当社は、
連結財務諸表及び財務諸表の修正等必要と認められる訂正を行うことといたしました。
これらの決算訂正により、
当社が平成22年10月29日に提出いたしました第10期(自 平成21年8月1日 至 平成22年
7月31日)に係る有価証券報告書の一部を訂正する必要が生じましたので、
金融商品取引法第24条の2第1項の規定
に基づき、
有価証券報告書の訂正報告書を提出するものであります。
なお、
訂正後の連結財務諸表及び財務諸表につきましては、
有限責任 あずさ監査法人により監査を受けており、
その
監査報告書を添付しております。
また、
連結財務諸表及び財務諸表の記載内容に係る訂正箇所については、
XBRLの修正も行いましたので併せて修正後
のXBRL形式のデータ一式(表示情報ファイルを含む)を提出いたします。
2【訂正事項】
第一部
企業情報
第1
企業の概況
1
主要な経営指標等の推移
( 1) 連結経営指標等
( 2) 提出会社の経営指標等
第2
事業の状況
1
業績等の概要
( 1) 業績
( 2) キャッシュ・フローの状況
2
生産、
受注及び販売の状況
( 3) 販売実績
7
財政状態、
経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
( 2) 財政状態の分析
( 3) 経営成績の分析
第3
設備の状況
1
設備投資等の概要
2
主要な設備の状況
( 2) 子会社
第5
経理の状況
1
連結財務諸表等
( 1) 連結財務諸表
①連結貸借対照表
②連結損益計算書
③連結株主資本等変動計算書
④連結キャッシュ・フロー計算書
表示方法の変更
注記事項
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
(金融商品関係)
(有価証券関係)
(税効果会計関係)
(セグメント情報)
(1株当たり情報)
( 2) その他
2
財務諸表等
( 1) 財務諸表
①貸借対照表
②損益計算書
③株主資本等変動計算書
注記事項
(税効果会計関係)
(1株当たり情報)
( 2) 主な資産及び負債の内容
①流動資産
3【訂正箇所】
訂正箇所は
線を付して表示しております。
なお、
訂正箇所が多数に及ぶことから上記の訂正事項については、
訂正後
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
( 1) 連結経営指標等
回次 第6期 第7期 第8期 第9期 第10期
決算年月 平成18年7月 平成19年7月 平成20年7月 平成21年7月 平成22年7月
売上高 (千円) − 5, 142, 555 9, 425, 704 13, 209, 883 13, 956, 234
経常利益又は経常損失(△) (千円) − 851, 446 1, 483, 690 640, 500 △455, 827
当期純利益又は当期純損失(△) (千円) − 477, 500 844, 193 137, 552 △1, 678, 387
純資産額 (千円) − 1, 129, 027 2, 861, 013 3, 025, 014 1, 325, 412
総資産額 (千円) − 2, 059, 417 6, 692, 470 8, 066, 064 8, 329, 326
1株当たり純資産額 (円) − 44, 240. 88 20, 044. 60 20, 478. 73 8, 251. 87
1株当たり当期純利益金額又は1
株当たり当期純損失金額(△)
(円) − 18, 710. 84 6, 099. 18 969. 98 △11, 737. 05
潜在株式調整後1株当たり当期純
利益金額
(円) − − 5, 851. 38 949. 51 −
自己資本比率 (%) − 54. 8 42. 0 36. 3 14. 2
自己資本利益率 (%) − 42. 3 42. 9 4. 8 △81. 7
株価収益率 (倍) − − 29. 64 52. 99 △2. 31
営業活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) − 512, 078 908, 093 19, 527 650, 728
投資活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) − △301, 917 △1, 836, 870 △1, 824, 186 △1, 717, 526
財務活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) − △84, 470 2, 316, 666 1, 468, 161 777, 634
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) − 628, 820 2, 016, 710 1, 680, 212 1, 390, 655
従業員数
(外、平均臨時雇用者数)
(人)
−
( −)
134
( 33)
190
( 35)
247
( 19)
337
( 57)
(注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。
2.第6期は連結子会社がなかったため、連結財務諸表を作成しておりません。
3.第7期の株価収益率については、当社株式は非上場であったため記載しておりません。
4.第7期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高がありますが、当社株式は非上場であったため、記
載しておりません。
5.当社は、平成20年4月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施しております。
6.第10期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載し
ておりません。
( 2) 提出会社の経営指標等
回次 第6期 第7期 第8期 第9期 第10期
決算年月 平成18年7月 平成19年7月 平成20年7月 平成21年7月 平成22年7月
売上高 (千円) 1, 795, 034 5, 071, 867 8, 789, 102 10, 989, 830 9, 247, 676
経常利益又は経常損失(△) (千円) 346, 780 821, 182 1, 427, 051 771, 224 △320, 631
当期純利益又は当期純損失(△) (千円) 197, 577 459, 387 793, 802 208, 774 △1, 459, 613
資本金 (千円) 168, 665 168, 665 662, 002 691, 049 697, 087
発行済株式総数 (株) 12, 760 25, 520 140, 220 142, 800 143, 560
純資産額 (千円) 644, 023 1, 110, 914 2, 774, 298 2, 958, 481 1, 405, 381
総資産額 (千円) 1, 132, 710 2, 024, 405 5, 660, 078 7, 142, 514 5, 683, 859
1株当たり純資産額 (円) 50, 472. 10 43, 531. 14 19, 556. 06 20, 492. 53 9, 789. 51
1株当たり配当額
(内、1株当たり中間配当額)
(円)
―
( −)
3, 500
( −)
1, 000
( 400)
300
( −)
100
( 100)
1株当たり当期純利益金額又は1
株当たり当期純損失金額(△)
(円) 16, 385. 63 18, 001. 10 5, 735. 11 1, 472. 22 △10, 207. 16
潜在株式調整後1株当たり当期純
利益金額
(円) ― ― 5, 502. 11 1, 441. 14 −
自己資本比率 (%) 56. 9 54. 9 48. 4 41. 0 24. 7
自己資本利益率 (%) 48. 7 52. 4 41. 2 7. 4 △67. 4
株価収益率 (倍) ― ― 31. 53 34. 91 △2. 66
配当性向 (%) ― 19. 4 17. 5 20. 5 −
営業活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) 159, 052 ― ― ― ―
投資活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) △182, 403 ― ― ― ―
財務活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) 365, 700 ― ― ― ―
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 483, 129 ― ― ― ―
従業員数
(外、平均臨時雇用者数)
(人)
69
( 11)
132
( 33)
177
( 20)
211
( 17)
158
( 11)
(注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。
2.第6期は配当を行っておりませんので、1株当たり配当額及び配当性向については記載しておりません。
3.第6期および第7期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高がありますが、当社株式は非上場で
あったため記載しておりません。
4.当社は平成20年3月31日を基準日とし、平成20年4月1日をもって、普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施しております
ので、第8期の1株当たり配当額及び1株当たり中間配当額は当該分割考慮後の数値を記載しております。なお、当該株式分割考慮前
の1株当たり中間配当額は、2, 000円であります。
5.第6期および第7期の株価収益率については、当社株式は非上場であったため記載しておりません。
6.第6期および第7期の財務諸表については、旧証券取引法第193条の2の規定に基づき、第8期より金融商品取引法第193条の2の規
定に基づき、有限責任あずさ監査法人の監査を受けております。なお、あずさ監査法人は、監査法人の種類の変更により、平成22年7月
1日をもって有限責任あずさ監査法人となりました。
7.第7期から第10期については、連結財務諸表を作成しているため、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・
フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー及び現金及び現金同等物の期末残高は記載しておりません。
8.当社は平成16年12月15日付で普通株式1株につき50株、平成19年3月4日付で普通株式1株につき2株、平成20年4月1日付で普通
株式1株につき5株の割合で株式分割を実施しております。
9.第10期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載し
ておりません。
2【沿革】
年 月 事 項
平成13年1月 Webサイトの企画、制作、運営を目的として、京都府城陽市に有限会社エクシスを設立
平成14年6月 成功報酬型SEOサービスの販売を開始
平成15年1月 本社を東京都へ移転
平成15年12月 有限会社エクシスを株式会社エクシスへ組織変更
平成16年9月 株式会社セルを子会社化
平成16年10月 Googl e, I nc . と販売代理店契約を締結、リスティング広告の販売を開始
平成17年2月 株式会社ウェブマーケティングジャパンを子会社化
平成17年7月 株式会社エクシスを株式会社フルスピードへ商号変更
連結子会社の株式会社ウェブマーケティングジャパンおよび株式会社セルを吸収合併
平成18年2月 ヤフー株式会社(旧オーバーチュア株式会社)と販売代理店契約を締結
平成18年7月 西日本営業所を開設
平成18年11月 独自のアフィリエイトプログラム「アフィリエイトB」のサービス提供を開始
平成18年12月 事業拡大に伴い、本社分室を開設
大型サイト買収によりEC事業を本格的に開始
平成19年5月 ヤフー株式会社(旧オーバーチュア株式会社)の推奨認定代理店に昇格
平成19年8月 東京証券取引所マザーズ市場に上場
平成20年1月 「I SO/ I EC27001:2005」の認証を取得
情報ポータルサイトの運営を目的として、株式会社ブティック・ポータルズを設立
平成20年3月 サイト売買(仲介)事業の運営を主な目的とし、株式会社フルスピードファイナンスを設立
オムニチュア株式会社とオンラインビジネス最適化サービスの販売提携の契約を締結
平成20年4月 インターネットデータセンター事業の運営を目的として、株式会社ベッコアメ・インターネットを子会社化
平成20年7月 Webコンサルティング事業の強化を目的として、株式会社ファンサイドAGマーケティングを子会社化
平成20年9月 本社オフィスを渋谷マークシティに移転
平成20年10月 株式会社光通信との提携により、株式会社フライトを設立
平成20年12月 株式会社ファンサイドAGマーケティングを株式会社ファンサイドに商号変更
平成21年1月 Webコンサルティング事業の強化を目的として、株式会社DSCを子会社化
平成21年8月 株式会社フルスピードファイナンスを吸収合併
総合ポータルサイトの運営と一般消費者向けサービスの展開を目的とし、株式会社A- boxを設立
平成21年9月 モバイルアフィリエイトサービス「アフィリエイトBモバイル」のサービス提供を開始
平成21年11月 法人向けサービスの拡充を目的として、オフィス用品通信販売のエージェント事業を開始
平成22年1月 顧客企業に対する総合的な支援を目的とし、企業を対象とした有料会員制事業を開始
平成22年3月 一般消費者向け事業の展開を目的として、株式会社ギルドホールディングスおよびギルドコーポレーション株式会社を子
会社化
平成22年4月 アフィリエイト広告事業を分社化し、株式会社フォーイットを設立
平成22年6月 株式会社DSC株式を全株売却
フリービット株式会社との間で、資本業務提携契約を締結
フリービット株式会社による当社株式の公開買付けが開始
平成22年8月 フリービット株式会社による当社株式の公開買付けが完了し、フリービット株式会社が当社株式72, 204株(所有株比率
50. 30%)を保有する親会社となる
3【事業の内容】
当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(株式会社フルスピード)、子会社7社および関連会社1社により構成されており、有料
会員制サービス「フルスピードクラブ」を中心とする各種サービスの提供等に取り組んでおります。
第1四半期連結会計期間および第3四半期連結会計期間に、事業の内容をわかりやすく表現することを目的とし、事業の名称等を一部変更して
おります。変更した内容は次のとおりです。
・Webコンサルティング事業をWeb戦略支援事業に名称を変更
・インターネットメディア事業に含む情報サイト事業をWebサイト運営・販売に名称を変更
・インターネットメディア事業に含むEC事業を法人向けECおよび消費者向けECに分割して記載
・その他事業に含めていた連結子会社である株式会社DSCが行う士業専門の広告代理などWeb以外の広告代理事業をその他広告代理事業として
分離
・連結子会社であるギルドコーポレーション株式会社が運営するアパレル製造・販売事業をアパレル事業として新設
[ 変更後の事業セグメント]
① Web戦略支援事業:SEO、リスティング広告、その他広告代理、付加サービス
② アフィリエイト広告事業
③ インターネットメディア事業:Webサイト運営・販売、法人向けEC、消費者向けEC
④ データセンター事業
⑤ その他広告代理事業
⑥ アパレル事業
⑦ その他事業
当社グループの各事業の内容は次のとおりであります。
<Web戦略支援事業>
(1)SEO
当社グループは、検索エンジンを活用してサイトへの集客や企業広告を行う企業に対して、検索エンジンの表示順位判定基準(アルゴリズム)
を解析し、サイトの状態を最適化することにより、顧客のサイトが検索エンジンからの評価を高められることを目的としたSEO(検索エンジン最
適化)サービスの提供を行っております。
(2)リスティング広告
検索結果のページに設定された広告枠に表示されるテキスト広告(リスティング広告)は、検索サイトの閲覧者が検索サイト上に表示される
当該広告主のテキスト広告をクリックした場合にのみ広告主の利用料が発生する仕組みとなっております。当社は、ヤフー株式会社および
Googl e I nc . などが提供するリスティング広告ならびにコンテンツ連動型広告の販売を行っております。また、運用面においては費用対効果の高
い広告を出稿できるよう、キーワードの選定、入札価格の調整、広告原稿の作成など全面的にサポートを行っております。
(3)その他広告代理
当社グループは、Webプロモーションにおける顧客のニーズに応じて、バナー広告などリスティング広告以外の各種インターネット広告の販売
代理を行っております。
(4)付加サービス
当社グループは、Webプロモーションにおける顧客のニーズに応じて、サイト制作の受託やアクセス解析、入力フォーム最適化サービス、各種
ツールの提供等、付加サービスの提供を行っております。
<アフィリエイト広告事業>
アフィリエイトプログラムとは、広告主および提携サイトのネットワークを構築し、アフィリエイト広告取引を仲介する情報システムです。平
成22年4月に新設分割し設立した子会社である株式会社フォーイットが、当社が開発したアフィリエイトサービス「アフィリエイトB」を提供
しております。
<インターネットメディア事業>
(1)Webサイト運営・販売
各種テーマに特化した情報サイトを企画・制作し、広告枠および当該サイトの販売活動を行っております。なお、売却の対象となるサイトは、当
社が企画、開発したサイトに限定しております。
(2)EC(法人向け/消費者向け)
当社グループは、特定の分野に特化した各種ECサイトを運営し、オンライン上で商品の通信販売を行っております。その他、モバイルECサイトの
運営を受託しております。
<データセンター事業>
子会社である株式会社ベッコアメ・インターネットがハウジング、ホスティング等のサービスを提供しております。
<アパレル事業>
平成22年4月に子会社化したギルドコーポレーション株式会社がアパレルの製造・販売事業を行っております。
<その他事業>
当事業には、有料会員制サービス「フルスピードクラブ」、サイト売買(仲介)、株式会社ベッコアメ・インターネット(子会社)が提供して
いるCATV/I SP向け専用線サービス等が含まれております。
当社の事業系統図は以下のとおりとなります。
4【関係会社の状況】
名称 住所
資本金
(千円)
主要な事業の内容
議決権の
所有割合
(%)
関係内容
(連結子会社)
株式会社ベッコアメ・インターネット
(注)2
東京都台東区 412, 775
データセンター事業、イン
ターネットメディア事業
100. 0 役員の兼任あり
株式会社J PS 東京都渋谷区 50, 000 その他
100. 0
役員の兼任あり
株式会社ファンサイド 東京都渋谷区 30, 000 Web戦略支援事業 100. 0 役員の兼任あり
株式会社フライト
(注)2
東京都渋谷区 70, 000 Web戦略支援事業 51. 0 役員の兼任あり
株式会社ギルドホールディングス
(注)2
東京都渋谷区 275, 000 その他 100. 0
役員の兼任あり
資金援助あり
ギルドコーポレーション株式会社
( 注) 2、(注)3、(注)4
東京都渋谷区 10, 000 アパレル事業
85. 0
(73. 0)
役員の兼任あり
株式会社フォーイット 東京都渋谷区 10, 000 アフィリエイト広告事業 100. 0
広告取引
役員の兼任あり
資金援助あり
(持分法適用関連会社)
株式会社A- box 東京都渋谷区 5, 000 インターネットメディア事業 49. 0 役員の兼任あり
(注)1.主要な事業の内容欄には、事業の種類別セグメントの名称を記載しております。
2.特定子会社に該当しております。
3.議決権の所有割合の( )は、間接所有割合で内数であります。
4.ギルドコーポレーション株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%
を超えております。
主要な損益情報等 ( 1) 売上高 1, 501, 103 千円
( 2) 経常損失 △101, 224 千円
( 3) 当期純損失 △67, 125 千円
( 4) 純資産額 1, 070, 425 千円
( 5) 総資産額 3, 187, 359 千円
5.平成22年6月29日から平成22年8月11日までの間に行われたフリービット株式会社による当社普通株式に対する公開買付けの結
果、平成22年8月16日付でフリービット株式会社は当社の親会社となっております。なお、フリービット株式会社は、有価証券報告
書を提出しております。
5【従業員の状況】
( 1) 連結会社の状況
平成22年7月31日現在
事業の種類別セグメントの名称 従業員数(人)
Web戦略支援事業 142 ( 5 )
アフィリエイト広告事業 29 ( 2 )
インターネットメディア事業 11 ( 5 )
データセンター事業 10 ( 1 )
その他広告代理事業 0 ( 0 )
アパレル事業 120 ( 44 )
その他事業 2 ( 0 )
全社(共通) 23 ( 0 )
合計 337 ( 57 )
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、
臨時雇用者数(パートタイマー)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
3.従業員数が前事業年度末に比べ90名増加しましたのは、主に平成22年3月31日にギルドコーポレーション株式会社を子会社化した
ことによるものであります。
( 2) 提出会社の状況
平成22年7月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
158(11) 28. 2 1. 7 4, 428, 133
(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイ
マー)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。なお、当社は賞与の支給を行っておりません。
3.従業員数が前事業年度末に比べ53名減少しましたのは、主に平成22年4月1日に当社のアフィリエイト広告事業を分社化し、株式
会社フォーイットを設立したことによるものであります。
( 3) 労働組合の状況
労働組合は組成されておりませんが、労使関係は良好であり特記すべき事項はありません。
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
( 1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、景況感に一部回復の兆しがみられるものの、依然として企業収益の悪化、個人所得の減少が続く
など、本格的な景気回復には至らず、依然として厳しい状況が続きました。当社グループが事業を展開しているインターネット広告市場に
つきましては、『2009年(平成21年)日本の広告費』(株式会社電通、平成22年2月公表)によると、平成21年の市場規模は景気減速の影
響を受けて一時的に落ち込んだものの、年後半より次第に回復が見られたことにより、7, 069億円(前年比1. 2%増)とほぼ横ばいの水準で
推移いたしました。
このような事業環境のなか、当社グループは有料会員制サービス「フルスピードクラブ」を中心とする法人向け事業およびアパレル販売
などの一般消費者向け事業に取り組んでまいりました。グループ全体で積極的に事業活動に努めた結果、主に平成22年4月1日より連結対
象となったアパレル製造・販売事業を営むギルドコーポレーション株式会社の売上高の影響により、前年同期と比較し若干の増収の結果と
なりました。一方、利益においては徹底したコスト管理に努めたものの、第3四半期連結会計期間において取引先の破産申立てにより売
掛債権全額の貸倒引当を行うなど販売費および一般管理費が一時的に増加したこと等により、営業損失および経常損失を計上することとな
りました。加えて、固定資産売却益および前期損益修正益などの特別利益がありましたが、保有する投資有価証券の評価損や、EC事業の縮
小に伴う全サイトを対象とした減損損失、本社オフィスの縮小に伴う移転費用などを特別損失として計上した結果、当期純損失を計上する
こととなりました。
以上により、当連結会計年度における売上高は13, 956, 234千円(前年同期比5. 6%増)、営業損失302, 877千円(前年同期は営業利益
670, 139千円)、経常損失455, 827千円(前年同期は経常利益640, 500千円)、当期純損失1, 678, 387千円(前年同期は当期純利益137, 552千円)
となりました。
事業の区分別の営業概況は次のとおりであります。
第1四半期連結会計期間および第3四半期連結会計期間に、事業の内容をわかりやすく表現することを目的とし、事業の名称等を一部変
更しております。変更した内容は次のとおりです。
・Webコンサルティング事業をWeb戦略支援事業に名称を変更
・インターネットメディア事業に含む情報サイト事業をWebサイト運営・販売に名称を変更
・インターネットメディア事業に含むEC事業を法人向けECおよび消費者向けECに分割して記載
・その他事業に含めていた連結子会社である株式会社DSCが行う士業専門の広告代理などWeb以外の広告代理事業をその他広告代理事業とし
て分離
・連結子会社であるギルドコーポレーション株式会社が運営するアパレル製造・販売事業をアパレル事業として新設
[ 変更後の事業の区分]
① Web戦略支援事業:SEO、リスティング広告、その他広告代理、付加サービス
② アフィリエイト広告事業
③ インターネットメディア事業:Webサイト運営・販売、法人向けEC、消費者向けEC
④ データセンター事業
⑤ その他広告代理事業
⑥ アパレル事業
⑦ その他事業
第3四半期連結会計期間から変更しております事業の種類別セグメントについては、前年同期比較にあたり、前連結会計年度分を変更後の区
分に組み替えて記載しております。
<Web戦略支援事業>
当事業において、企業のWeb戦略を支援するため、SEO、リスティング広告などの各種サービスの拡販に取り組んでまいりました。第2四
半期中からの事業方針の転換に伴い、各商材ごとの営業活動を一時的に控え、有料会員制サービス「フルスピードクラブ」の会員獲得に注
力したことなどが主な要因となり、主力のSEOおよびリスティング広告などの売上が減少することとなりました。
以上の結果、当事業の売上高は、当連結会計年度では6, 236, 891千円(前年同期比18. 3%減)となりました。
<アフィリエイト広告事業>
自社開発したアフィリエイトプログラム「アフィリエイトB」および「アフィリエイトBモバイル」の拡販を積極的に行った結果、当事
業における顧客数・提携サイト数ともに順調に増加いたしました。また、新規顧客の開拓に注力するなど様々な施策に取り組んだ結果、引
き続き売上高は伸長いたしました。
以上の結果、当事業の売上高は、当連結会計年度では2, 420, 765千円(前年同期比26. 4%増)となりました。
<インターネットメディア事業>
当事業は、Webサイト運営・販売および法人向けEC、消費者向けECが属しております。Webサイト運営・販売では、各種テーマに特化した
情報サイトを企画・制作し、広告枠および当該サイトの販売活動を行ってまいりました。なお、当連結会計年度において売却したサイト
はありません。また、EC事業につきましては、昨今の消費の低迷や法人企業の予算縮小の影響等により厳しい状況が続くなか、将来的な採
算の確保が見込めないことから、第3四半期連結会計期間において、当社が運営する法人向けEC(合計12サイト)および消費者向けEC(合計
<データセンター事業>
当事業は株式会社ベッコアメ・インターネット(子会社)が行うデータセンター事業が対象となっております。顧客ニーズや現在の環境
に則したサービスの充実をはかるなど、引き続き積極的な事業活動に努めた結果、当事業の売上高は、当連結会計年度では648, 548千円(前
年同期比1. 7%増)となりました。
<その他広告代理事業>
当事業は株式会社DSC(子会社)が行う士業専門の広告代理などWeb以外の広告代理事業が対象となっております。弁護士、司法書士などの士
業の業界全体で広告利用が活発になっていることが追い風となり、受注が好調に推移いたしました。
なお、平成22年6月28日付で当社が保有していた株式会社DSCの全株式の譲渡が完了し、平成22年7月より同社は当社の連結対象から外
れております。
以上により、当事業の売上高は、当連結会計年度では1, 198, 148千円(前年同期比335. 6%増)となりました。
<アパレル事業>
当事業は、平成22年4月より連結対象となったギルドコーポレーション株式会社(子会社)が行うアパレル製造・販売事業が対象となっ
ております。当連結会計年度においては平成22年4月1日から平成22年7月31日までの業績を連結損益計算書に含めております。
以上により、当事業の売上高は、当連結会計年度では1, 501, 103千円となりました。
<その他事業>
当事業には、有料会員制サービス「フルスピードクラブ」、サイト売買(仲介)、株式会社ベッコアメ・インターネット(子会社)が提
供しているCATV/I SP向け専用線サービス等の業績が含まれております。
当事業の売上高は、当連結会計年度では983, 779千円(前年同期比5. 2%減)となりました。
( 2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、投資有価証券評価損の計上、借入の実行などの資金の増加が
あったものの、税金等調整前当期純損失の計上、連結の範囲の変更を伴う企業買収による支出などの資金の減少があったことにより、前連結会
計年度末に比べ289, 557千円減少し、1, 390, 655千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、650, 728千円(前年同期は、19, 527千円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失1, 564, 917
千円の計上があったものの、投資有価証券評価損737, 636千円の計上、貸倒引当金の増加386, 898千円、のれん償却額391, 024千円の計上、仕入債
務の増加338, 147千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、1, 717, 526千円(前年同期は、1, 824, 186千円の減少)となりました。これは主に、貸付金の回収による収入
485, 786千円があったものの、連結の範囲の変更を伴う企業買収による支出1, 526, 179千円、貸付けによる支出398, 000千円があったことによる
ものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、777, 634千円(前年同期は、1, 468, 161千円の増加)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出
556, 351千円があったものの、長期借入れによる収入1, 530, 000千円があったことによるものであります。
2【生産、
受注及び販売の状況】
( 1) 生産実績
当社グループの事業は、サービスの提供にあたり、製品の生産を行っていないため、記載しておりません。
( 2) 受注状況
当社グループは、SEOコンサルティング、インターネット広告代理、各種インターネットメディアの運営等を行っておりますが、これら事業
の性格上、受注状況の記載に馴染まないため、記載しておりません。
( 3) 販売実績
当連結会計年度の販売実績を事業区分ごとに示すと、次のとおりであります。
事業区分 金額(千円) 前年同期比(%)
Web戦略支援事業: 6, 236, 891 △18. 3
SEO 1, 263, 997 △30. 2
リスティング広告 4, 406, 875 △16. 2
その他広告代理 369, 975 17. 0
付加サービス 196, 042 △21. 9
アフィリエイト広告事業: 2, 420, 765 26. 4
インターネットメディア事業: 1, 023, 205 △41. 1
Webサイト運営・販売 4, 681 △98. 7
EC合計 1, 018, 523 △25. 9
法人向けEC 269, 437 ―
消費者向けEC 749, 085 ―
データセンター事業: 648, 548 1. 7
その他広告代理事業: 1, 198, 148 335. 6
アパレル事業: 1, 501, 103 ―
その他事業: 983, 779 △5. 2
消去または全社: △56, 206 ―
合計: 13, 956, 234 5. 6
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間の取引については相殺消去しております。
3.当連結会計年度から事業の種類別セグメントを変更したため、前年同期比較にあたっては前連結会計年度分を変更後の区分に
組み替えて行っております。
4.総販売実績の10%以上を占める販売顧客に該当するものはありません。
3【対処すべき課題】
当社グループは、主力のサービスであるSEOやリスティング広告などのWeb戦略支援、アフィリエイト広告など技術革新や顧客ニーズ等の変化
が激しいインターネット関連業界に位置していることや、平成22年1月より開始した「フルスピードクラブ」事業を早期に主力事業にまで成長
させることが最も重要な課題であるとの認識のもと、以下の事項を対処すべき課題として取り組みを進めております。
①営業体制の更なる強化
独自性の高いサービスを創出し、拡販していくためには、より強固な営業体制を確立することが重要であると認識しております。顧客のニー
ズを汲み取りながら適切なサービスを販売する直接販売の利点を活かし、顧客との信頼関係を構築することで、長期取引につながるものと考
えております。そのため、営業人員の増強に加え、個々人の営業スキルの向上にも努めてまいります。
②SEM手法および実務体制の継続的な改良
当社グループの主力事業であるSEOおよびリスティング広告は、検索エンジンを活用したマーケティング活動を支援するものであります。
頻繁に行われる検索エンジンの表示順位判定基準(アルゴリズム)の変更、リスティング広告の入札決定方式の変更といった検索エンジン
のシステム変更に迅速に対応するため、検索エンジンの対策手法やSEMの手法をより専門的に研究するほか、継続的に実務体制を改良してい
くことが重要であると認識しております。当社グループではSEM実務体制の分業化と業務のマニュアル化を推進し、経験の少ない人材でも早
期に活用できる仕組みを構築しておりますが、受注量の増大等に備え、SEM技術者および実務スタッフの採用・教育、業務の効率化を継続的に
行ってまいります。
③アフィリエイト広告事業の規模拡大
アフィリエイト広告事業において、早期に一定の事業規模にまで成長し、市場シェアを拡大することが重要な課題であると認識しておりま
す。そのためには、自社開発したアフィリエイトプログラム「アフィリエイトB」「アフィリエイトBモバイル」の拡販と、提携サイト
(パートナー)の拡充が必要であるため、積極的な営業活動を行ってまいります。また、継続してアフィリエイト広告の事業基盤の確立に努
め、事業拡大を図ってまいります。
④法人顧客向けサービスのラインナップの拡充
現状、当社グループの取り扱う法人向けサービスのうち、SEOおよびリスティング広告などのWeb戦略支援サービスの売上が大半を占めてお
り、次の柱となる法人向けのサービスの開発・育成が重要な課題であると認識しております。これまでも、顧客ニーズに則したサービスの提
供を行うため、効果的なWebプロモーションの実現に向けたアフィリエイト広告、アクセス解析、入力フォーム最適化サービスなど各種ツール
を中心に、積極的にサービスメニューの拡充を図っております。今後も、法人向けのサービスをより強化していく方針であり、インターネット
関連の商材に限ることなく、法人顧客のあらゆる課題やニーズに対応できるよう様々なサービスの拡充に努めてまいります。
⑤人材の育成・教育
当社グループは、事業を拡大していくうえで、必要な人材を十分に確保していくことが重要であると考え、高い専門性を有する人材および管
理職者の獲得、人材育成に注力してまいります。そのため、幅広い人材採用活動を行う他、能力・実績主義の報酬体系の実施、教育研修制度の
充実、業務の合理化、外部ノウハウの活用など、積極的に取り組んでまいります。
4【事業等のリスク】
必ずしもリスク要因とは考えていない事項についても、投資判断上、重要であると考えられる事項については、積極的な情報開示の観点から
以下に開示しております。
当社は、これらのリスクを十分に認識したうえで、その回避および損害が発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投
資判断は、本項および本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。
なお、文中における将来に関する記載は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
( 1) 事業環境について
①競合について
当社グループが事業を展開しているインターネット広告市場は、競争が激しい業界であります。Web戦略支援事業およびアフィリエイト広告
事業においては、SEM(検索エンジンマーケティング)サービスやアフィリエイトサービスを提供する企業は大手のインターネット関連企業
をはじめ多数存在し、広告サービスも多様化しております。また、インターネットメディア事業においては、様々なビジネスモデルのサイトが
数多く存在し、常に新しいサイトが開発される等、競争環境が続いております。
このような環境のもと、当社グループは引き続き各インターネット関連事業の拡大および競争力の維持・強化に努めてまいりますが、優れた
競合事業者の登場、競合事業者のサービス改善および、より付加価値の高いサイト・ビジネスモデルの出現等により、当社の競争力が低下する
可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
②インターネット広告市場の動向について
近年、インターネット広告市場はインターネットの普及により、急速に拡大してまいりました。しかし、急激に景気が悪化した場合、企業のリ
ストラクチャリングの推進や、米国の金融不安に端を発した世界経済の混乱の影響を受け企業収益の大幅な悪化に伴い広告需要が減退したの
と同様の事態が起こる可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
③インターネット広告市場の技術革新について
インターネット関連分野における技術革新は著しく、現在利用している技術や業界標準が急激に変化することが予想されます。また、技術革
新に伴い顧客ニーズが変化する一方、多様なニーズに即したビジネスモデルおよびサービスの開発・進化が活発に進んでいます。当社グルー
プでは、そうした事態に対応するため、常に業界動向を注視し、迅速かつ適切な対応をしていく方針でありますが、そのために多額の支出が発
生することや、適切な対応がなされなかった場合に当社の競争力が低下することも考えられ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があ
ります。
④インターネットを巡る法的規制について
当社グループの一部の事業は「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」の適用を受けておりま
す。また、EC事業は「特定商取引に関する法律」の適用を受けております。現状においては、当該法律による規制の影響は軽微であると認識し
ており、このほかに当社グループの事業を直接規制するインターネット関連の法的規制はありません。しかし、今後インターネットの普及に伴
い、新しい法律や自主ルールが整備される可能性が高く、当社の事業が何らかの制約を受けることとなった場合、当社グループの業績に影響を
及ぼす可能性があります。
( 2) 事業について
①SEMの運営体制について
当社グループの主力事業であるWeb戦略支援事業は、検索エンジンを活用したマーケティング活動を支援するものであり、頻繁に行われる検
索エンジンの表示順位判定基準(アルゴリズム)の変更およびリスティング広告の入札決定方式の変更といった検索エンジンのシステム変
更に迅速に対応していく必要があります。当社では、SEMの運営体制について、SEOにおける外部リンク設置業務やリスティング広告運用におけ
る運用管理業務等の単純作業を切り分け、これら業務のマニュアル化を推進することにより、経験の少ない人材でも早期に活用できる体制を
構築しております。こうした特定の技術者に依存しない仕組みは、当社の事業拡大を支える重要な基盤になっているものと認識しております。
平成22年7月27日付でヤフー株式会社から「Yahoo! J APAN」がGoogl e I nc . の検索エンジンに切り替えることが発表され、今後は「Googl e」が
実施する検索エンジンのシステム変更により速やかに対応することが重要になります。しかしながら、不定期に実施されるシステム変更に必
ず対応できる保証はなく、その対応が適切に実施されなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、SEOにつ
いては、その対策ノウハウの社外流出もリスク要因として考えられます。当社は、SEOの一連の業務を分業体制で行うことにより、ノウハウの社
外流出を防ぐ仕組みを構築しております。しかしながら、既に一定の事業基盤を有する競合他社に当社のノウハウが流出した場合など、当社の
競争地位に悪影響を及ぼす事態も想定され、そうした場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
②検索エンジンの寡占状態について
当社グループのSEOは、主に「Yahoo! J APAN」又は「Googl e」における検索結果の上位表示を目的としており、両検索エンジンを対象とする
SEO売上高はSEO総売上高のほとんどを占めております。これは両検索エンジンが寡占状態にあることに起因するものであります。
(なお、平成22年7月27日付でヤフー株式会社から「Yahoo! J APAN」がGoogl e I nc . の検索エンジンに切り替えると発表されております。)
しかし、今後はこれに代わる新たな検索サイトがユーザーを獲得することなども考えられ、そうした場合に適切な対応が行えなかった場合に
は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
③SEOの料金体系について
④特定取引先への高い依存度について
当社は、リスティング広告の販売を行うにあたり、ヤフー株式会社およびGoogl e I nc . とリスティング広告サービスの販売代理店契約を締結
しており、ヤフー株式会社の推奨認定代理店、Googl e I nc . の正規代理店となっております。平成22年7月期において両社のサービスに係る売
上高の割合は、依然として高い状況にあります。これは、現状のリスティング広告市場が両社による寡占状態にあることに起因するものです。
当社は、両社との販売代理店契約を継続する方針であり、現状、具体的な障害は存在しておりませんが、両社の販売代理店戦略の変更等により、
当社との契約について更新の拒絶や内容の改悪を求められる可能性もあり、その場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑤特定事業への高い依存度について
当社では、Web戦略支援事業においてSEOおよびリスティング広告が売上のほとんどを占めており、全体の売上に占める割合も平成22年7月期
で40. 1%と高くなっております。Web戦略支援事業では、SEOやリスティング広告以外の商材も取り扱っておりますが、現在のところまだ規模が
小さい状況です。また、そのほかにも積極的に事業拡大を図っておりますが、収益に大きく貢献するには至っておりません。したがって、SEOお
よびリスティング広告を中心としたWeb戦略支援事業の成長に何らかの問題が生じた場合、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性
があります。
⑥広告主、広告内容および媒体の審査体制について
当社グループは、反社会勢力、法令および公序良俗に反する不良事業者とは一切関係を持たない方針であり、自社サイトに広告を掲載する広
告主および広告内容、自社サイトにリンクを設置する他のサイト(以下「リンク先」)について、業界団体であるインターネット広告推進協
議会が定める基準のほか、独自の選定基準を定め、事前に審査する体制を構築しております。したがって、選定基準に抵触する広告主、広告内
容、リンク先との関係が生じる可能性は低く、現状問題は生じておりませんが、今後発生する可能性は皆無とは言えません。万一、そのような事
態が発生した場合には、当社グループの社会的信頼性の著しい低下を招く可能性もあり、その場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性
があります。
⑦システムトラブルについて
当社グループは、リスティング広告、アフィリエイト広告等の提供をインターネット環境において行っております。そのため、当社グループは
サービスの安定供給を図るためのセキュリティ対策と、コンピュータウィルスやハッカーの侵入等を回避するために必要と思われる対策を講
じております。しかしながら、地震などの自然災害、停電など予期せぬ重大な事象の発生、新たなコンピュータウィルスへの感染などにより、当
社グループの設備またはネットワークに障害が生じる可能性があります。そうした事態が発生した場合には、一定期間サービスの停止を余儀
なくされる可能性があり、また、サービスの停止等に伴う信用の低下が営業活動に支障を及ぼすことも考えられ、当社グループの業績に影響を
及ぼす可能性があります。
⑧新規事業の収益性について
当社グループは、顧客ニーズに則したサービスの提供を行うためには、新規に事業を立ち上げることも検討してまいります。新たに手掛けた
事業を早期に一定の事業規模にまで成長させ、市場における地位を確立するため、事業を推進する手段として必要が認められる場合には、シス
テム開発への投資や第三者が運営するサイトおよび企業の買収、資本業務提携の取り組みなどを行う可能性があります。
今後も、当社は事業の拡大に積極的に取り組んでまいりますが、システム投資や買収に伴う資金負担、広告宣伝費等の支出が発生し、収益性が
向上しない可能性や、事業を推進する過程において予測とは異なる事態が生じ、投資回収が困難になる可能性があります。このように事業展開
が計画どおりに進まない場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑨買収に伴うのれんの計上について
当社グループは、平成22年7月期第3四半期連結会計期間において、株式会社ギルドホールディングスおよびギルドコーポレーション株式会
社の買収に伴い発生した相当額ののれんを連結貸借対照表に計上しております。当社グループは当該のれんにつきまして、事業価値および将
来のシナジー効果が発揮された結果、得られる将来の収益力を適切に反映したものと考えておりますが、事業環境や競合状況の変化等により
期待する成果が得られない場合、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
( 3) 経営体制について
①社歴が浅いことについて
当社は平成13年1月に設立された社歴の浅い会社であり、また、主要事業の開始時期についても、SEOは平成14年6月、リスティング広告は平
成16年10月、その他の事業も同様にいずれも業歴が浅いことから、過年度の財政状態および経営成績だけでは、今後の当社の業績や成長性を判
断する材料としては不十分な面があります。
②個人情報等の管理について
当社グループは、自社サイトの運営等において会員等の個人情報(氏名、メールアドレス、住所等)を取得しているため、「個人情報の保護に
関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務が課されております。当社グループでは、個人情報および顧客の企業情報等の管理に
ついて、法令を遵守し、アクセス権限設定、従業員の行動管理等、情報の取扱いには細心の注意を払い、最大限の取り組みを行っております。し
かし、万一、外部からの不正アクセスなどにより情報の外部流出が発生した場合には、当社グループに対して損害賠償請求がなされ、また訴追
等により、社会的信用を失う可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
④特定人物への依存について
当社の創業者であり代表取締役である芳賀麻奈穂は、当社設立以来の事業の推進者であり、経営方針や戦略の決定、業務においてはSEM手法の
研究開発や営業、新規事業およびサービスの創出など多方面にわたって重要な役割を果たしております。当社では、過度に同氏へ依存すること
のないよう、経営管理体制を整備し、各業務においてはノウハウの移転と分業体制の整備に努めております。しかしながら、当面の間は同氏へ
の依存度が高い状況で推移することが見込まれる状況において、同氏が何らかの理由により当社の職務を遂行できなくなった場合、当社グ
ループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
( 4) 親会社との関係について
当社グループは、平成22年8月16日付で親会社となったフリービット株式会社を中核とした企業グループ(以下「フリービットグルー
プ」)に属しており、同社は当社発行済株式の50. 3%を所有しております。フリービットグループは、同社を中核として、「Bei ng The NET
Fr ont i er ! (インターネットを広げ、社会に貢献する)」という企業理念のもと、インターネットに関わるコアテクノロジーの開発とそのコア
テクノロジーを基礎に様々なインターネットサービスを実現するネットワークおよびサーバシステムを大規模に運用することで、高品質かつ
非常にコストパフォーマンスの高いインターネットサービスインフラを提供するSmar t I nf r a(賢いインフラ)事業を行っております。当社グ
ループは、フリービットグループの中で、主には業界でも定評のある法人営業力とWeb戦略支援の事業領域における高度なノウハウを活用し、
法人向けに総合的にサービスを提供する会社として位置付けられております。業務提携の詳細につきましては、両社協議の上で決定してまい
りますが、同社の当社グループに対する基本方針等に変更が生じた場合には、当社グループの事業および経営成績に影響を及ぼす可能性があ
ります。
( 5) その他
①知的財産権について
当社グループは、第三者に対する知的財産権を侵害することがないように常に細心の注意を払って事業活動を行っておりますが、現在のイン
ターネット関連分野における技術の進歩の早期化、グローバル化により、当社グループの事業領域における知的財産権の現状を完全に把握す
ることは困難であります。現在までのところ、当社グループの認識する限り、第三者の知的財産権を侵害したことおよび侵害を理由とした損害
賠償等の訴訟が発生している事実はありませんが、今後当社グループの調査・確認漏れ、不測の事態が生じる等により、第三者の知的財産権に
抵触する等の理由から、損害賠償請求や使用差止請求等を受ける可能性があります。これらの事態が発生した場合には、当社グループの業績に
影響を及ぼす可能性があります。
②訴訟の可能性について
当社グループは現在において訴訟を提起されている事実はありませんが、システムの障害や重大な人為的ミス等の予期せぬトラブルが発生
した場合、また、取引先との関係に何らかの問題が生じた場合、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起される場合があ
ります。損害賠償の金額、訴訟の内容およびその結果によっては、当社グループの業績および財政状態や社会的信用に影響を与える恐れがあり
ます。
③配当政策について
当社は、株主に対する利益還元は重要な経営課題であると認識しており、内部留保による財務体質の強化を図りつつ、業績および財政状態の
推移を考慮しながら、利益配当を行っていく方針であります。しかしながら、当社グループの事業が計画どおりに進展しない場合など、当社グ
ループの業績が悪化した場合には、利益配当が行えない可能性があります。
④新株予約権の行使による株式価値の希薄化について
<ストックオプションについて>
当社は、役員および従業員へのモチベーション向上と優秀な人材の確保を目的としてストック・オプション制度を採用しており、旧商法第
280条ノ20および旧商法第280条ノ21の規定に基づく新株予約権、ならびに会社法第236条、第238条および第239条の規定に基づく新株予約権を
当社の役員および従業員に対して付与しております。平成22年7月末現在における新株予約権による潜在株式数は540株であり、発行済株式総
数143, 560株の0. 38%に相当いたします。これら新株予約権の行使が進んだ場合、当社の1株当たりの株式価値は希薄化する可能性がありま
す。また、今後におきましても、上記目的のもと、ストック・オプションの付与を行う可能性がありますが、その場合、株式価値の希薄化を招く
可能性があります。
⑤投資有価証券における評価損による影響について
当社グループは投資有価証券を保有しており、今後の個別の投資先の業績動向や経済情勢等の変化等によって、保有する投資有価証券の価値
が下落した場合には、評価損の発生により当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。
⑥繰延税金資産の回収可能性の評価における影響について
当社グループは、将来の課税所得に関する予測等に基づいて繰延税金資産の回収可能性の判断を行っておりますが、将来の課税所得が予測等
と異なり、繰延税金資産の一部もしくは全部が回収できないと判断した場合、その判断を行った期間に繰延税金資産を減額し、税金費用を計上
することになります。その結果として、当社グループの業績および財務状況が影響を受ける可能性があります。
5【経営上の重要な契約等】
(販売代理店契約)
Web戦略支援事業において、以下の販売代理店契約を締結しております。
契約会社名 相手方の名称 国名 契約品目 契約内容 契約期間
株式会社フルスピード ヤフー株式会社 日本
スポンサード・サーチ・サービス
(スポンサードサーチ)
(スポンサードサーチモバイル)
(インタレストマッチ)
(注)2
販売代理店契約
(注)1
平成22年3月1日から平成23
年2月28日まで。ただし、有効
期間満了の1ヶ月前までに延
長拒絶又は変更の申入れがな
い限り1年間自動延長され、そ
の後も同様とする。
(注)3
株式会社フルスピード Googl e I nc . 米国
AdWor ds Pr ogr am
(アドワーズ広告)
販売代理店契約
平成16年10月18日から無期限
継続。
(注)1 平成19年5月15日に締結した覚書により契約の内容を変更し、当社は推奨認定代理店に昇格しております。
2 平成21年9月30日に締結した覚書により対象サービスを変更し、契約サービス範囲が拡大しております。
3 平成22年3月1日において、契約を更新しております。
6【研究開発活動】
該当事項はありません。